人間として大きくなれば、悩みは小さく見える あなたが人間として大きくなれば、問題は小さく見えます。
悩みがない人はおそらくいないでしょうし、問題を持っていない人もいないでしょう。
ただ、もし私があなたの立場であったとしたら、あなたとは考え方が違うので、違ったことを感じ、違ったかたちで問題を解決するはずです。
あなたの持っている問題について「大川隆法ならば、自分とは、違った考え方をし、違う解決の仕方をするだろう」ということは、おそらく、あなたにも想像がつくでしょう。
自分という枠を越えることができない限り、小さな問題から逃げることはできないのです。
問題から逃れられない理由は、「自分」という小さな枠から、どうしても出られないことにあります。
自分というものを、他の人と分かれた存在であり、また、世界と分かれた小さな存在であると思っていて、その枠から出ることが出来ないために、問題を解決出来ずにいるのです。
したがって、この「自分」という枠を打ち破らねばいけません。
では、どうすれば、その枠を打ち破れるのでしょうか。
「そもそも、この自分の枠はどこからきているのか。何によってこの枠は存在しているのか」ということを考えてみてください。
それは、一種の“自己限定”ではないでしょうか。
その自己限定は何から来ているかというと、自己中心主義、自己本位の考え方から来ているのです。
動物たちは、「自分は食べられるかもしれない」という恐怖心をもっているので、何に対しても、まず警戒して、自分を護ろうとします。
パッと立ち止まり、すぐに逃げられるように準備します。
これが自己保存の姿ですが、人間の場合も、そういう部分があります。
問題が、大きく見えて、身動きが取れなくなる本当の理由は、「実は、自分のことを考えすぎる心の態度にあるのだ」ということを知らなければなりません。
自分自身のことを考えすぎているのです。
ストロング・マインド―人生の壁を打ち破る法
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