「教育の理想について」 大川隆法総裁 2010.3.7 幸福の科学学園 那須本校落慶記念
実社会に出た際に役立つ、「勉強の仕方」を教える
学校で学んだことそのものが実社会で使えることは少ないです。
けれども、教育は、実社会で、仕事ができて、社会的に尊敬を受けられる人間をつくっていくことに、つながっていかねばならないと思います。
さらに欲を言えば、世の皆様に、今まで受けたご恩を返していけるような人物を育てなけければいけないということになります。
教育者は教科を教えつつも、実社会に出て仕事をし、また、上手な家庭運営をしていくために、役に立つ教育をしなければならないのだと、心の奥底に、願い続けていなければなりません。
本当の勉強を教えられるということは、ある意味で仕事の仕方を教えることにつながるものです。
世の中に出て、きちんと評価される仕事ができるような、それにつながる勉強の仕方を教えることが大事だと思います。
学生時代は、「縁起の理法」が明確に出てくる
学生時代の子供たちに、どうしても教えておいてほしいことは、勤勉ということの大事さです。
勤勉に努力するものは認められ、必ず道が開けるものだということをしっかり教えておいてほしいのです。
学校では、的確な勉強方法できちっとやれば、はっきり効果が出てきます。
原因があり、努力を介在したら、結果が出てくるという「縁起の理法」が、非常に明確に出てくるのが学校時代なのです。
そうした、勤勉というものを中心とした、努力の大切さが、自分自身で確認でき、「やったらやっただけの成果があがってくるんだ」ということを、子供たちに自覚させるということが、教育にとっては非常に大事なことだと思います。
また、そういうふうに努力を重ねている人には、実社会に出ても、大きなチャンスが必ず来るのです。
実社会では、学生時代に培った勉強する力が、応用力となって生きてきます。
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